Croissant de Lune
★ こころで描く 絵のない絵本 こころに優しい物語 ★
はじめに
ほんのりやわらかな三日月の灯りのように、
誰をも優しく包み込むようなお話を書き続けて行きたいと思っています。
何かを考えたり、少しでもホッコリした気分になって
いただけるお話が1つでもあれば私は幸せです。
Coco
タイトルをクリックすると、それぞれのカテゴリーにリンクします。
☆ ちいさな物語 ☆ 動物たちの物語 ☆ 想いのタネ
☆ Conte de fées おとぎ話 ☆ エトワール★サーカス
☆ こころのうた ☆ こころに響くすてきな話 ☆ クリスマスのお話

誰をも優しく包み込むようなお話を書き続けて行きたいと思っています。
何かを考えたり、少しでもホッコリした気分になって
いただけるお話が1つでもあれば私は幸せです。
Coco
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再掲載 最高のクリスマスプレゼント
自分で書いたお話なのになんですが、久しぶりに読んでみたくなり、
再掲載致しました。
初めてお読み頂く方にも、楽しんでいただけますように。
Coco
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少し昔のお話です。
大きなクリスマスツリーに沢山のプレゼント、
床には電気仕掛けの汽車が走っています。
テーブルにはママが作ったご馳走や七面鳥の丸焼き、
クリームたっぷりのケーキが並んでいます。
そこには男の子と小さな女の子、パパとママが顔いっぱいに
幸せな笑顔を浮かべて、テーブルを囲んでいました。
キッチンからママの呼ぶ声が聞こえて、
男の子は慌ててアルバムを閉じました。
どのくらい前のことだったでしょう。
ある朝早く、兵隊さんがやってきて、
パパを迎えに来たことを静かに告げました。
「いい子にしてるんだよ」それだけ言うと
パパは兵隊さんと一緒に出かけていきました。
それからまもなくママは針子さんになり、
少しずつ、家の中のものもなくなっていきました。
なんの飾りつけもしていない殺風景なキッチンで
ママは縫い物を、そのとなりで小さな女の子が
小さな木の実を並べて遊んでいました。
ただひとつ、トナカイのソリに乗ったサンタクロースの
クレヨンで描かれた絵だけが壁に貼られていました。
「今年は、サンタさん、来られないかもしれないわ…」
ママがポツリとつぶやくように言いました。
「どうして? サンタさん忙しいのかしら…?」
小さな女の子が言いました。
そして、
「でも、パパはクリスマスには帰ってくるよね?
だって、私、いい子にしてたもの…してたもの…」
大きな目からは今にも涙がこぼれそうです。
黙っているママを見た男の子が、慌てて言いました。
「誰にもわからないんだよ…。」
クリスマスイブの夕方、外から帰ってきたママが
薄っぺらいコートに積もった雪を払い落としながら言いました。
「教会で小麦粉とお砂糖をもらえたのよ!
これからみんなでビスケットを焼きましょう。」
人の形のビスケットが4つだけ出来ました。
その夜、男の子と小さな女の子は
自分たちで描いたサンタクロースの絵に手を合わせました。
「僕たちプレゼントはいりません。だからお願いサンタさん
パパをお家に帰してください。」
ふたりは心から祈りました。一生懸命ねがいました。
あくる朝、目を覚ました男の子は、ベッドから飛び起きました。
眠りに落ちていく時に、ソリを引くサンタクロースのベルの音が
聞こえた気がしたのです。
小さな妹の手を引き、急いでキッチンへ行きました。
テーブルには、少しのご馳走とビスケットが4つ、
そして、両手を大きく広げたパパがふたりに笑いかけました。
真っ赤な目をしたママもとなりで嬉しそうに笑っていました。
長かった戦争が終わりを告げたのです。
「パパ!」
男の子と小さな女の子は喜びの叫び声を上げ
次々とパパに飛びついていきました。
大きくて温かいパパの腕に抱かれた男の子は、
壁に貼られたサンタクロースの絵をちらりと見て
そっとつぶやきました。
「サンタさん、どうもありがとう!」
Joyeux Noël 

テーマ : 自作小説(ファンタジー) - ジャンル : 小説・文学
チャーリー・チャップリン Charles Spencer Chaplin,Jr.
『人生で大切なのは、愛と勇気といくらかのお金だ』
こう言ったのは、イギリスの映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサーでもあり、喜劇王の異名を持つチャールズ・スペンサー・チャップリン・ジュニア。
全盛期の頃に限らず、彼に魅了される人は、今でも世界中にいるのではないでしょうか?
そのコミカルな風貌からは、窺い知れない人生を送ったのであろう詩に出会いましたので紹介させて頂きます。
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勇気を持って覆いを取り外し
その奥に隠れる空虚を見据え
その空虚の前に立って
あなたの前に在るのが
あなたの世界である事を自覚するんだ

